












大阪でサラリーマンをしていた頃から、田舎暮らしへの憧れはありました。それで、休みの日には妻と二人、あちこち足を伸ばしてふさわしい土地を物色していたんです。こういうこは結構エネルギーの要るものでね。自治体によってはほとんど情報を提供してくれなかったり、よさそうな土地が見つかっても、私と家内のどちらかが気に入らなかったり。ちょっと疲れたから温泉にでも行ってリフレッシュしようと、三朝温泉に浸かりに来て、その時に役場で紹介されたのがこの場所だったんです。
さあ土地は見つかった、ではどこで建てるかとなって、今度はイシンホームに加盟している会社、という条件で施工会社を探しました。イシンホームのことは土地を探している段階で知っており、建てるならここ、と決めていたのです。そして、ホームページで高野組に辿り着いたというわけです。


なぜイシンの家に決めていたかというと、建物の基礎になる土台がしっかりしていたからです。何事でもそうですが、基礎がしっかりしていないと、まともなものはできません。
しかも、高野組はイシンの基準以上に、土台をしっかりさせていました。1m間隔が基本の木組を50cm間隔で入れていたのです。そして、それだけしっかりしているのに、大手ハウスメーカー等に比べると価格が良心的でした。それも大きな魅力の一つでしたね。
もう一つの理由は、高野組が地元で実績と信用のある会社だったこと。大阪からこちらに移住する私達としては、何かあればすぐに駆けつけてくれる会社でないと、不安でたまりません。その点、高野組なら安心できたし、なにより親切な会社だな、という印象がありました。建ててしまったらもう知りません、というようなことは言いそうにないというか(笑)。その期待は裏切られませんでしたね。

倉吉店の秋吉さんが担当してくださったのですが、打ち合わせは大阪と鳥取を往復しながら10数回行ないました。時間もエネルギーも費用もかかりましたが、それは必要なプロセスだったと思っています。じつはこの家を建てる前に、私は大阪で一度注文住宅を建てているのですが、ほとんど任せきりにして、終ってからとても後悔した経験があり、今回は同じ過ちを犯さないぞと心に決めていました。
言いたいことをあれこれ考えてきてすべて話し、それに対して秋吉さん達がプロとして意見を言う、その繰り返し。煮詰まってくると、「ちょっと散歩してくるわ」と言って、あたりを歩き回って頭を冷やしディスカッション再開です。そうやってせっかく決めたことも、帰り道から電話して「やっぱりこうしてほしい」と変更をお願いしたこともありました。私達も疲れましたが、仕事とはいえ秋吉さん達も相当疲れたと思います。白状しますと、よく我慢してくれたな、私が逆の立場だったら絶対無理だったな、というのが本音です(笑)。

平屋建という希望は少し変更されて、"階上に収納部屋がある平屋建"という間取りになりましたが、ほぼイメージ通りになって満足しています。1階に寝室があることが絶対条件だったのですが、それも叶えられました。将来のことも考えて、玄関、トイレは広めのバリアフリー仕様、建具はアルミで、障子には特殊な樹脂を使って水拭きできるなど、掃除がしやすいような工夫もされています。日当たりもとてもいいです。
もっとお金をかければ、いくらでもこだわった家はできるでしょうが、私達にはそんなに贅沢な家も大きい家も必要ありませんし、それよりも生活を楽しめる家にしたかったから、ちょうど自分達サイズの家ができたと思いますね。近くに畑を借りて野菜を作ったり、地元の人達と碁盤を囲んだり、陶芸をしたりと田舎暮らしを満喫させてもらっています。車で10分ほどの三朝温泉にも毎日出かけていますよ。だからほら、お肌もつやつやでしょう?あっはははは。

高野組は、求めれば求めるだけ、必死で考えて返してくれる会社。だから、私達も納得できる家を手に入れることができました。家づくりは一方通行だけでは絶対にダメだと私は思います。こちらも言いたいことをいうけれど、住宅を建てる会社の側からも、プロとしての意見をどんどん出してもらう、そうすることで本当の信頼関係というものは育つのではないでしょうか。欲を言えば、私はこんな性格だからどしどし思ったことを言いますが、高野組のスタッフはやや遠慮気味だったかな。もう少しプロとしての意見をこちらにぶつけてくれても良かったかな、とも思います。
これからも点検やメンテナンスをしっかりしてもらって、ずっとおつきあいは続くので、ご意見番の一人として、高野組がますます成長していく様子を、楽しみに見守りたいと思います。